2007年12月9日日曜日

経営力のある人材とは?

経営力のある人材とは?
自分の仕事を素人にもわかりやすく説明できる
=より大きな枠組みの中で自分の仕事の位置づけ、課の位置づけ、取り扱っている
  商品なりサービスなりの位置づけというものを筋道を立てて明確に説明できる。
例)わが社の扱っている商品は世界市場では、
  ××の市場環境になっていて
  主な競合としては○○がある。
  その中で、わが社の商品特性は・・・・

★業界の強いポジションにある企業でのキャリアを持った人は、
 自社の商品・サービスや自分の仕事についてグローバルな視点で語れる事が多い。

人材類型
マネージャー候補(600万~800万)
実務マネージャー(800万~1000万)部下・後輩などの指導をしながら一定のミッション遂行

ミドルマネージャー(川を越えた経験必要)10~20人の組織を管理する立場で経営サイドから
            与えられたミッションを着実に遂行していくリーダー

執行型ミドルマネジャー 事業構造がある程度固まっている中で着実に成果を上げる事が
               求められるリーダー。
               部下に働くことの素晴らしさを伝えるとともに、人を育てるために
               自分自身がどうあらねばならないかを把握しており人材育成に
               積極的に取り組む。
               業界全体の趨勢をグローバルに把握しており、その中での
               自分たちの役割というものをしっかり考えて行動できる

変革型ミドルマネジャー より戦略的な役割とリーダーシップが求められる経営目的について
                トップの言葉ではなく、自分の言葉で説明できるだけの高いレベル
                での理解・内容の咀嚼できている。

事業戦略責任者(CEO,COO) 
経営結果を自分の責任として受け止めるだけの厚みがあり、結果の良し悪しに動じない強さあり。
お客様のために役に立ちたいという滅私貢献の思想を持つとともに、その遂行を自らの手で成し
遂げたいという意欲を持っている。自らが取り組む事業の環境について常に冷静に判断し
どうすればその事業領域で勝つ事ができるかを事業戦略責任者、経営管理責任者及び現場で
構成する経営トライアングルの中で共有できている。また、事業の存在意義を組織内に徹底的に
浸透させ経営方針に従って各社員のベクトルを合わせるという統率力を兼ね備え、そのために
自分自身がどうあらなければならないかという事を熟知している。

経営管理責任者(CFO)
結果に対する自己責任ということをしっかり認識しており、同時にどんな困難な状況に直面しても
その局面を切り抜けるために冷徹に判断し、実行できる人間でありたい。
事業環境についての分析力を背景として会社をつぶさないために必要な事は何かを洞察し
それを経営トライアングルで共有できる。事業構造を理解した上で人・金といった経営資源
の生産性を高めるために目標設定・計画策定が出来る。事業状況を定量的に把握し
その変化に敏感で経営目標達成の障害となる要因(経営課題)を洗い出し、その要因に
対しての適切な解決策を立案できる。その他、事業拡大に関しては最悪の事態を考えて
投資をリスクの許容範囲にとどめることが出来る。今後の展開を洞察した上で的確なタイミング
で必要な経営資源を確保できるといった特徴。

                

            

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